対人恐怖症・赤面症(社会恐怖症・社交不安障害)とは
大勢の前でスピ-チすることに不安を感じる、初対面の人にあいさつするのが恥ずかしいなどは誰でもある気持ちです。
しかし、このような状況を恐れ、会社や学校で避ける様になり、日常生活に問題を来す様になると治療が必要と考えられます。
対人恐怖症(赤面症)は大勢の前でのあいさつや発表をきっかけに発症する事が多いと言われています。
状況・症状
対人恐怖症(赤面症)の恐怖や不安を感じる状況
- 人前で話をするのが苦手
- 人前で食事が出来ない
- 人前で文字を書けない
- 初対面の人に会う
- 話をするのが苦手
などです。
対人恐怖症(赤面症)の代表的な症状
- 顔が赤くなる、汗をかく、頭が真っ白になる
- 声が震える、口が渇く、息苦しい
- 手足の震え、動悸、吐き気、胃腸の不快感
などです。
対人恐怖症(赤面症)の薬物療法
抗うつ剤のSSRIと抗不安薬を使って治療する事が一般的です。
SSRIは服用して、1~2週間で効果が現れ、2~3ヶ月後に症状が改善します。
症状が改善後も、服薬を継続する事が大切です。
すぐに、薬物を減量、中断する事は、再発する可能性を高めます。