パニック障害とは
突然、胸がドキドキしたり、息苦しくなったり、めまいがしたりと激しい不安に襲われるパニック発作がくり返し起こる病気です。
動悸や息苦しさのため、心臓や呼吸器の病気と考え、内科的に検査を受ける事が多いですが、身体的には異常は認めません。
パニック障害の症状
死んでしまうのではと思う恐怖感、めまい、息苦しさ、はき気、心臓がどきどきする、手足の震え、しびれなどです。
パニック発作が何回も起きると、「また発作が起きたらどうしよう」と考え、以前、発作の起きた場所、電車など発作が起きた時に逃げられないところを避けたりする様になります。
パニック障害の治療
パニック発作を必要以上に恐れない事、パニック発作で死ぬ事は絶対にありません。
また、薬物療法を行う事で、パニック発作の症状を徐々に軽減して、最終的には発作は消失します。
発作が起きなくなったら、それまで避けていた場所などに挑戦して、行動範囲を広げてゆきます。
症状がなくなっても、すぐにお薬を止めると症状がぶり返す事が多いので、数ヶ月間はお薬を継続して頂きます。